この学ぶ君ページではFKLの車両をより良い状態でご利用いただくための
ワンポイントアドバイスを掲載しています。
フォークの交換とフォークの名称
フォークの交換
毎日のように行われるフォークの取り外し取り付けの作業。
レンタルのご注文を受けてからパレットの大きさ、取り扱う荷物の奥行などに合わせてフォークを交換しなければなりません。簡単に交換できる手順を説明いたします。
まず、フォークリフトのエンジンを始動しサイドブレーキは引いたままマストを前傾にします。その時フォークの先端が地面に少しついた状態にしてストッパーピンを外しやすくします。ストッパーピンは上に持ち上げて外します。
ストッパーピンが外れたら、手あるいは足で下のフォークレール(フィンガーバー)の中心付近にある溝までフォークを移動させ、前面に少し持ち上げながら左右どちらかにスライドさせます。
2本のフォークが下フォークレールから外れたらチルトバーでマストを前傾させることによりフォークが外れます。
取り付けの場合は反対の動作を行うことで簡単に取り付けることができます。
フォークは見た目以上に重い金属で作られていますので足の上に落すと大けがをします。
出来れば二人での作業をお勧めします。安全に十分気を付けて作業してください。
フォークの種類と名称
・長フォーク
フォークの長さは最大荷重によって変わります。(下表参照)
最大荷重ごとの標準フォーク(150㎜スパン)より長いものを長フォークと呼びます。
・サヤフォーク
標準値のフォークに日本刀のサヤのようなカバーをかぶせたフォークのことです。(下写真参照)
・元(もと)フォーク
サヤフォークを取り付けた時のフォークのことを元フォークと呼びます。