この学ぶ君ページではFKLの車両をより良い状態でご利用いただくための
ワンポイントアドバイスを掲載しています。
今回の学ぶ君は実際にあったちょっと変わった事故事例をご紹介します。
(過日実際に発生した、フォークリフトレンタル中のお客様の事故事例です。)
11月ともなれば少しずつ寒さを感じる日も多くなってまいりました。その季節ならではの事故の報告です。
フォークリフトのエンジンを始動したときに異音がしてラジエターファンが折れてしまいました。
原因は、「猫」でした。
最近のペットブームで犬や猫の数が増えています。中でも寒がりの猫にとってフォークリフトのエンジンルームは温かさが残っており最適な場所のようです。エンジンルームで暖をとっている猫がいることに気が付かずにエンジンをかけてしまいますと猫にとって悲惨な結果を招くことはもちろん、ラジエターファンが折れてしまったりエンジンベルトに巻き込んでしまったりとフォークリフトにとっても重大な故障の原因となります。
このような事故を未然に防ぐ方法としましては、始業前点検を励行することが一番ですが、作業途中(休憩後の作業開始時)でも、エンジンを始動する前にボンネットをボンボンボンと軽く叩いてみることも有効な手段となります。
フォークリフトの故障を未然に防ぐことはもちろん、猫や小動物を悲惨な事故から守るためにも、エンジン始動時のちょっとした心遣いをお願いいたします。
猫にご注意! ↓ ↓ ↓