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ワンポイントアドバイスを掲載しています。
フォークリフトの許容荷重
フォークリフトに表示されている最大積載荷重と実際に荷揚げが可能な荷重とは異なります。
表示されている最大積載荷重は荷重中心が500㎜(4.0tonフォークリフトの場合)の条件で可能な
積載荷重です。
荷物により荷重中心が異なりますので、利用するフォークリフトを選ぶときには、対象となる
荷物が実際に荷揚げ可能なフォークリフトを選ぶ必要があります。
この荷揚げ可能な荷重のことを許容荷重といいます。
許容荷重は下の写真のような荷重表により割り出します。対象の荷物の荷重中心の項目に示さ
れている許容荷重が対象の荷物の重量を超えている必要があります。
※許容荷重を割り出す例題
(例題) 40fの海上コンテナ(H8.6f)を5,000㎜の高さまで持ち上げるには何トンの
フォークリフトが必要でしょうか?
(条件) ・長さ 12,192㎜
・幅 2,438㎜
・荷重中心 1,219㎜
・高さ 2,591㎜
・自重 3,800㎏
(答え) 上の表で4.0tonのフォークリフト荷重表の荷重中心1,200㎜の~5,000㎜揚高を
確認すると、許容荷重は2,590㎏となり、この海上コンテナは持ち上げられません。
6.0tonフォークリフト荷重表の荷重中心1,200㎜の~5,000㎜揚高を確認すると、
3,980㎏となり、この海上フォークリフトを持ち上げることができます。