この学ぶ君ページではFKLの車両をより良い状態でご利用いただくための
ワンポイントアドバイスを掲載しています。
フォークリフトのハンドルの切りすぎにご注意ください!
フォークリフトのハンドルの切りすぎや急旋回は転倒事故や故障発生の危険がいっぱい。
■ハンドル操作に伴う(操向輪・後輪)オービット(操向軸)について
ハンドルの切りすぎによる急旋回によっては、横転などの事故が起こる可能性があり、
また、タイヤの接触によるオービット(操向軸)が損傷する可能性があります。
■注意事項
フォークリフトのハンドルを切った状態(操向輪・後輪)は、トラックよりもタイヤの切れ角度が
大きく加速すると車体が傾いた状態になる可能性があります。
●フォークリフトのタイヤ角度(図参照)
内側角度:75度~80度
外側角度:50度~55度
【車体が傾く原因】
フォークリフトのカウンターウェイト(荷重とつり合いを取るための重り)がカーブ等の進行方向
と逆側へ加重しフォークリフリフトが横転する恐れがあります。
また、ハンドルを切った状態でタイヤを接触させるとカウンターウェイト(荷重とつり合いを
取るための重り)が接触方向へ加重しオービット(操向軸)に掛かる負担が大きくなり速度が
出ていない状態でも「折れたり」「ひび割れる」原因にもなります。
※荷重作業中は、さらに荷重物の質量も力として加わります。
ハンドル操作を行う際には、ハンドルの切りすぎに十分注意し、出来るだけ急旋回を避け、
接触を起こさない操作を心掛けてください。