この学ぶ君ページではFKLの車両をより良い状態でご利用いただくための
ワンポイントアドバイスを掲載しています。
今回は、マストの種類と特性をご紹介します。
マストの種類は、大きく分けて3種類あります。
①スタンダードマスト
・フォークリフトの標準仕様、視界幅が広く揚高は、2.5m~3mが主流となります。
・フリーリフトの高さが低くインナーマストがすぐに上がり車高も高くなります。
※車高が上がらない状態のフリーリフト最高値の高さです。
・視界幅が広く、荷役物も視認しやすいです。
②ハイマスト
・スタンダードマストよりも揚高設定が高く最大6mまで対応できる仕様もあり
高所への荷役作業に適したマストです。
但し、マスト下降時の高さは、スタンダートマストに比べ高く、
天井等の高さによっては作業が出来ない場合があります。
・フリーリフトの高さが低くいですが、アウター・インナーマストがスタンダートマストよりも高く
若干でありますが、フリーリフト高は高くなります。
※車高が上がらない状態のフリーリフト最高値の高さです。
・視界幅は、スタンダートマストよりも、アウター・インナーマストが高い分
さらに広く一番視認し易いマストです。
③フルフリーマスト(2段・3段)
・フルフリーマストの揚高は、仕様によりますが2.5m~6mまで揚高が可能です。
●2段フルフリーマスト
●3段フルフリーマスト
・フリーリフト幅が高く、マスト下降時の全高も低いので
コンテナ内や狭い場所でも作業が可能です。
●2段フルフリーマスト フリーリフト高
●3段フルフリーマスト フリーリフト高
・視界幅は、マストを支えるシリンダーが中央にある為、視界幅は狭い。
●2段フルフリーマスト 視界幅
●3段フルフリーマスト 視界幅
※スタンダード・ハイマストと比べて視野が狭くなりますので
荷役時にはさらに細心の確認が必要となります。
■備考
・一概にしてどのマストが一番良いかと言うことは出来ず
行う作業や場所、荷物によってそれぞれのマストの特性を生かして
荷役作業を行えば作業効率が向上します。
弊社では、フォークリフトの購入時やレンタル等時にご相談頂ければ。
適したマストをご提案させて頂きます。