この学ぶ君ページではFKLの車両をより良い状態でご利用いただくための
ワンポイントアドバイスを掲載しています。
フォークリフトの定格荷重と
取り付けるフォークについて
フォークリフトには1.0t未満~11.0t未満まで様々な定格荷重のものがあります。
また、取り付けるフォークもフォークリフトの定格荷重に応じたフォークがあります。
今回の「学ぶ君」ではフォークリフトの定格荷重とフィンガバーの取り付けについて、
ご注意していただきたい点をお知らせします。
フィンガバーはフォークリフトの定格荷重に応じた5つのクラスに分かれます。
その一方で取り付けるフォークの種類は最大荷重別、および長さ別の組み合わせで
80種類以上もの数が存在します。
当然、フィンガバーの1つのクラスに使用できるフォークは平均して5~6種あります。
以上のような理由でフィンガバーにフォークを取り付ける場合、フォークリフトの最大荷重に見合った
フォークを装着する必要があります。
例として、4.5tのフォークリフトに3.0t用のフォークを取り付けて作業をする場合、
フォークリフトの定格荷重を意識するのではなく、最大荷重の小さいフォークの荷重を
意識して作業する必要があります。
作業そのものは対応荷重範囲内となりますが、より安全に作業していただくためにも、
フォークリフトの定格荷重に応じたフォークを取り付けるようにしていただきたいと思います。
フィンガバーの取付寸法
フォークリフトの定格荷重と取付寸法 | ||||
1 | 1.0 t 未満 | 331mm | ||
2 | 1.00~2.5 t | 407mm | ||
3 | 2.75~5.0 t 未満 | 508mm | ||
4 | 5.0~8.0 t | 635mm | ||
5 | 8.01 t 以上 | 728mm |
フォークの最大荷重と長さ
3.0 t 用のフォーク(黒)と4.5 t 用のフォーク(赤)の厚みの違い