この学ぶ君ページではFKLの車両をより良い状態でご利用いただくための
ワンポイントアドバイスを掲載しています。
「作業油タンクを探そう」
今回の「学ぶ君」は「作業油タンクを探そう」です。
フォークリフトは作業油の油圧を使ってフォークを動かしています。
下の写真はトヨタ製バッテリーフォークリフト 3FB9 の作業油の
給油口です。
座席下のフードを上げてステップの板を外すと右側に直径 5cm 程の
シルバーのキャップがあります。これが作業油の給油口です。
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また、20年程前の 4t 以上の大型フォークリフトは、運転席の左後に
燃料の給油口があり、右後に作業油の給油口がありました。
お客様によっては作業油の給油口に間違えて燃料を入れてしまうと
いう事がありました。
下の写真は 13.5t フォークリフトの作業油の給油口です。

※ 2.5t 以上のバルブ配管の数が多いフォークリフトは、フォークの動作を
連続して頻繁に行うと作業油が沸騰することがあります。
油圧ポンプの故障予防のためにも作業油の交換も定期的に行うことが
有効です。
なお、大型フォークリフトには油圧ポンプの温度上昇を防ぐオイルクーラー
が付いているものがあります。