2021-12-14
投稿者:FKL
座席シートセンサーについて
■座席シートセンサー
各メーカーが、座席に着座を行わない荷役作業、走行等の事故を未然に防ぐ為に2005年ぐらいから
正しく着座しないと走行や荷役作業が出来ないように座席に安全装置として設置され始めました。
正しく着座しないと走行や荷役作業が出来ないように座席に安全装置として設置され始めました。
■座席シートセンサーの安全対策
①約2秒間座席から離れた状態(走行中も含む)でいるとセンサーが作動し前後進シフトが入っていても
内部的にニュートラルに入り前後進が出来なくなります。
内部的にニュートラルに入り前後進が出来なくなります。
解除方法は、正しく着座しセンサーを解除。
前後進レバーを入れなおすと動きますがメーカーによっては、正しく着座し停車、
パーキングブレーキを入れてから前後進レバーを入れ直さないと動かない機種もあります。
パーキングブレーキを入れてから前後進レバーを入れ直さないと動かない機種もあります。
②荷役作業中に約2秒間座席から離れた状態でいるとセンサーが作動し「チルト操作」「リフト操作」「アタッチメント操作」が出来なくなります。
解除方法は、正しく着座しセンサーを解除。
「チルト操作」「リフト操作」「アタッチメント操作」が出来るようになります。
「チルト操作」「リフト操作」「アタッチメント操作」が出来るようになります。
■正しい着座の判断
正しい着座とは、シートに座ることによって椅子が下がりセンサーが解除される状態。
正しい着座とは、シートに座ることによって椅子が下がりセンサーが解除される状態。
各メーカーで異なりますが、正しく着座をしていないと「警告ランプ」が点灯します。
※メーカーによっては、「警告ランプ」と合わせて「警告音」が鳴る機種もあります。
■座席シートセンサーの反応によって起こった事例について
①走行時に段差に気づき事前に腰を浮かせて走行。その直後、走行が出来なくなった。
座席シートセンサーの安全対策の①の状態によって座席シートセンサーが反応し内部的に
ニュートラル入った事によって発生した事例です。
座席シートセンサーの安全対策の①の状態によって座席シートセンサーが反応し内部的に
ニュートラル入った事によって発生した事例です。
※走行中は、必ずシートベルトを着用し深く座った状態で走行を心掛けて下さい。
②荷役作業中急に荷役作業が出来なくなった。
座席下に工具類を置いて荷役作業を実施
座席下部に工具が挟まり正しい着座が出来ず。
座席下部に工具が挟まり正しい着座が出来ず。
座席シートセンサーの安全対策の②の状態によって座席シートセンサーが反応した事例です。
※座席下に工具や物などを絶対に置かないようにしましょう。
また、物が挟まり座席シートセンサーの配線が切れる場合があります。
切れてしまうと走行と荷役作業が出来なくなります。
また、物が挟まり座席シートセンサーの配線が切れる場合があります。
切れてしまうと走行と荷役作業が出来なくなります。
荷役作業、前後進が急に出来ない様な事象が発生した場合は、座席シートセンサーが反応していないか確認を行ってください。
※最後に冒頭でもお伝えしましたが、座席シートセンサーは、各メーカーが事故等を未然に防ぐ為に
設置した安全装置です。
設置した安全装置です。
安全装置が反応するということは、安全ではない状態ですのでフォークリフトを扱って
安全に作業を行う為にも座席シートセンサーが反応しない様な作業や運転を心掛けましょう。
安全に作業を行う為にも座席シートセンサーが反応しない様な作業や運転を心掛けましょう。